ベイキット(http://www.baykit.org/)誕生秘話

JAVA PRESSの記事「サーバサイドJavaの日本語処理」を読んでいて、川道さんから聞いたベイキット誕生秘話を思い出しました。なんと、ベイキットを作ったきっかけは私の最初のサーブレット本にありました。この本は1999年2月発行ですから、書いていたのは1998年のことです。そのころ、サーブレットはまったくマイナーなAPIでほとんど注目されていませんでした。日本語の扱いにも知識とテクニックが必要な時代でした。当時の数少ない読者だったはずの川道さんは『そうか、サーブレットで日本語を扱うのはそんなにたいへんなのか。それなら、簡単に扱えるサーバを自分が作ろう』と思ったんだそうです。時は流れ2004年、この誕生秘話をはじめて知りました。そうかぁ、あの本を読んでそこに目がいった人がいたのか。とても新鮮な驚きです。川道さん、今はArgoCraft(http://www.argocraft.co.jp/)という会社で、ベイキットの有償サポートもやっているそうです。