単位系の違いは混乱の元

Java WorldIntroduction to JSR-275: Measures and Units | JavaWorldという記事、そうだよそうだよ混乱するんだよ、と納得しながら読みました。日本にいたらきっと気がつかないか少なくても不便に思ったり、感覚的にわからないということもなかったはすです。ところがミシガンに住むようになって以来、染み着いている単位系はMetric System、ここはEnglish System、常に頭の中で換算する日々です。
運転免許を取りにいっても、病院にいっても、"身長は何フィート?体重は何ポンド?"だし、気温は華氏表示です。自分については答えられるようになったものの、"あなたの子供は生まれたとき何ポンドだった?"と聞かれたときは計算できなくてグラムで答えたのですが、それを聞いた人達は???(I have no idea.という顔)でした。料理の本は全て華氏かと信じていたら、摂氏の表示だったらしく指定の時間を過ぎても肉は焼けていなかった。逆だったら肉は黒焦げ。
だんだんとEnglish Systemに慣れてくると、こんどはMetric System表示がわからなかったりします。特に、距離と速度です。ここには公共の交通機関が無いので、どこに行くのも車ということもありマイル表示は感覚的に理解できるまでになりました。が、空いていれば車で1時間かからないで着いてしまうカナダはMetric Systemの世界です。橋をひとつ渡っただけで、miles/hourの表示はkm/hourです。目的地まで何kmと言われても…。
ちなみにGoogleの経路探索で自宅からCanadaの街、Windsorのエアポートまでを調べたら、カナダ側の距離は換算されてすべてマイルで出てきました。ところが、"Get reverse directions"をクリックしてみると、、、すべてkmです。ええっと、1マイルが1.6kmだから、、いやいや、逆、1kmが、、何マイル?で、この距離は??わかりません。マイルとkmの両方を表示して欲しいところです。ちなみに、水のペットボトルは.5L(1PT, 09FL OZ)と親切にマルチの表示になっています。
http://www.servletgarden.com/images/Border_of_English_and_Metric_System.pnghttp://www.servletgarden.com/images/Border_of_English_and_Metric_System_reverse.png
学校ではEnglishとMetric両方を教えているし、ScienceのクラスではMetric Systemを使っているし、将来、English Systemじゃなくなるときが来るかもしれないのですが、今はこのようなAPIを使って単位系をはっきりさせるといろいろなところで混乱がなくなりそうです。