Scala人気

最近、Scalaというダイナミック言語の名前をよく聞くようになりました。InfoQでちょっと前にProgramming languages in future systems(将来のシステムにおけるプログラミング言語)という記事が紹介されていたのですが、JRubyのメインコミッタであるOla Bini氏がブログでScalaに興味を持っていると言っているとの話がでていました。と思ったら、こんどはWhy Scala?(邦訳はまだありません)という記事が掲載されています。InfoQばかりではなく、いろいろなところでScalaという名前を目にするようになったので、日本ではScala人気ってどの程度のものかGooglingしてみました。

ヒットしたサイトを眺めていると、かなり前(2007年前半?)から名前は見ていたものの、"ふぅ〜ん"と思うだけで記憶に残っていなかったなぁ、ということに気づきました。
今や時の人となっているまつもと氏はごく最近http://www.rubyist.net/~matz/20080108.html#p02Scalaを引き合いに出していますが、昨年にはhttp://www.rubyist.net/~matz/20071122.htmlRubyと比較してScaleの欠点をあげていました。まつもと氏のブログの元記事となっている、[Think IT] 第3回:オブジェクト指向と関数型を兼ね備えた「Scala」 (1/3)は概要からプログラミングまで触れられていて、Scalaでどんなプログラムが書けるのかがわかります。この記事の執筆をされたether氏はブログRainy Day Codings:So-net blogScalaについてかなり書いています。
WEB+DB PRESSで「Javaカウボーイプログラマの実験室」を連載中の高井直人 氏はブログにA Scala Tutorial for Java Programmers(http://recompile.net/2007/07/a-scala-tutorial-for-java-prog.html)を翻訳したものを掲載しています。

技術評論社のオンラインマガジンには沖林正紀 氏による第7回 Scala 2.6.0-final:気になる開発プロダクツ|gihyo.jp … 技術評論社という記事が掲載されています。また、http://technohippy.developer.drecom.jp/blog/articles/289にはScalaの並行プログラミングで中心的な役割を果たすActorのチュートリアルの翻訳もあります。

調べてみれば、かなり前から知っている人は知っていた言語で、「なぜScala」というよりも「なぜ、"今"、Scala」な感じです。