NetBeans IRBコンソールの文字化け

どうやらhttp://d.hatena.ne.jp/yokolet/20080130#1201706458で書いた、NetBeansIRBコンソールの文字化けは解決したようです。http://deadlock.netbeans.org/hudson/job/trunk/からダウンロードしたbuild #1043というバージョンで試したら、ちゃんと日本語が表示されました。

でも、原因だと信じられていたJRubyjirbのバグが修正されたわけでもないんです。不思議。

JRubyのjiraにバグレポートしたら、おおばさんという方がjirb_swingのバグフィックスをしてくれたのですが、コマンドラインの方のjirbはそのまま。どうやら文字の読み込みに使っているjlineに問題があるらしいところまではわかったものの、こちらは修正されていません。

一方のNetBeansですが、JRuby 1.1RC2を動かすのにそうとう苦労していたようです。結局NetBeansと同じJVMで動かすのは止めて、別途JVMを内部的に起動してJRuby 1.1RC2を動かすようにしたということです。これに伴い、IRBコンソールも別JVMjirbを動かしてNetBeansのoutputウィンドウに表示するようになったようです。ビルトインされているJRuby以外のどのランタイムでもIRBコンソールのプラットフォームに指定できるようになった半面、色は付かなくなったと報告されていましたが、たしかにシンプルな黒文字表示です。NetBeansに付属しているJRuby 1.1RC2のjruby.jarとjruby.codehause.orgから取得したJRuby 1.1RC2のjruby.jarではサイズが違うので、NetBeansの独自実装部分?があるのかも。