NetBeans、あきらめた…

NetBeansの記事をみて、”そうだ、使ってみよう!”と始めたのですが、さんざん苦労した挙げ句あきらめました。一番の理由は文字コードです。今、Ubuntu 6.10を使っているのですが、ディフォルトの文字コードUTF-8。これをEUC-JPに変えることはできないわけではないのですが、やってしまうとUbuntuのツール類が文字化けすることがあるとのこと。システム関係で困りたくないので、Ubuntuの方で文字コードを変更するのは止めることにしました。NetBeansはまだUbuntuリポジトリに登録されていないので、Synapticパッケージマネージャ経由でインストールできません。オリジナルのものをダウンロードしてインストールしました。最初は英語版をインストールしたのですが、Refactorの機能を使ってクラス名を変えようとしてもどうにも入力できなかったり、ポップアップするソースコードのエラーメッセージがUnicodeのコードそものもだったりとこのままじゃ使えない状態でした。次に日本語のサイトからダウンロードしてインストールしてみました。このとき、オリジナルのJDKではインストーラが文字化けして読めないので、Ubuntuの日本語セットアップヘルパ経由でインストールしたJREを使いました。インストールはうまくいきましたが、起動するとjpda.jarが無い、きっとJDKじゃなくてJREで動かしているんだろうとのメッセージが出てしまいます。UbuntuにはJDKは無い(ライセンスの問題?)のでオリジナルのJDKを使ってNetBeansを起動すると、メニューやプロジェクトビューが文字化けして読めません。やむなくlocaleをCにして動かしました。Refactorの不具合は無くなっていましたが、これでは日本語の扱いで苦労しそうです。
Eclipseはどうか、、、というと、まったく問題ありません。SynapticでインストールしたEclipseです。HelloWorld.javaに日本語を書けば、そのまま日本語が出力されます。Eclipseの起動そのものはUbuntuJREですが、プロジェクトで使っているのはオリジナルのJDKで、何の苦労もなくさくさく動きました。
ということで、やっぱりEclipseに落ちついてしまったUbuntuユーザです。