子育ての違い

「子育てと仕事」の筆者の旦那さま、つまりおとうさんはちゃんと子育てに参加しておられるようですが、アメリカ人おとうさんの子育て参加度合は半端じゃありません。アメリカ人は働かないなどと日本人はよく非難しますが、私はさっさと仕事を終わって帰ってきたおとうさんたちが何をしているのかをよく見ているので、そういう暮らしもいいものだと思ってしまいます。アメリカのおとうさんたちは実にによく子供と遊んであげるし、学校の先生との懇談にもやってきます。遠足のボランティにやってくるのも半分はおとうさんです。子供のスポーツへの係わりも半端じゃありません。こちらでは子供がスポーツをするとなると、たとえ学校でやっていても送り迎えが必須ですが、おとうさんが担当しているご家庭がほんとうに多いです。迎えにくるだけではなく、練習をじっと眺めて子供にアドバイスしたり、コーチと熱心に話をしたりしています。試合には必ずやってきて声を張り上げて応援するおとうさんも多いです。中学生の子供の試合を学校へ観に行くおとうさんたちって日本にはどのくらいいるでしょうか。アメリカでは高校生になっても、子供の試合は観に行くみたいです。おそらく職場では"今日、子供の○○があるから早く帰る"が普通に認められているのだと思います。Parentingのセミナーも頻繁に行われています。おかあさんばかりではなくおとうさんも子供に教えつつ、自分も学び、豊かな暮らしをしていそうなところは、日本と違うなぁと思うところです。