Articles, a/an, the, 何もつけない、、、どれ?

404 Blog Not Found:プログラマーでなくてもわかるaとtheの違いでarticlesの使い方がとりあげられていました。このブログでも、元となっているLoading...でも、ルールがうまく説明されていて参考になるのではないかと思います。
とはいっても、これが全てではありませんし、簡単なルールには合致しないexceptionsが多々あるのでやっかいです。ネイティブスピーカは「sounds awkwardだったら間違い」のような判断をするようで、どうして?と聞いても文法的に明快な答えがなかったりします。言葉ですねぇ。
ということで、どちらのブログのルールにも合致しない、もしくはルールがまだ足りない例をあげてみようと思います。

  • a/anもtheもつけない

(Avril Lavigne, Sk8ter Boy)
She needed to come back down to earth.

これはemotionalな意味を含む名詞には冠詞を付けない例で、earthは物理的な地面を表しているのではなく、話し手の気持ちがこめられています。他にはfall in love, leave homeなど、多数。

  • someは複数形やthe相当ばかりではない

Give me some water.

waterはuncountableなので複数形を表すsomeではないし、theで表現するような特定の水を表してもいません。この例はAny water is fine.という意味が込められています。
次は、Dan Kogaiさんのルール「固有名詞にtheを付けない」の補足です。やっかいなのは彼のブログにあるように「固有フレーズ」です。The Philippinesだけれど、Japanだし、the Atlantic Oceanだけれど、Lake Michiganです。覚えるしかないというところですが、ひとつ「ofやforを使う場合、theを付ける」のが一般的というルールがあります。

the University of Michigan(U of M; ミシガン大学)
Michgian State University(MSU; ミシガン州立大学)

正しい使い分けはとても難しいですが、とりあえず自分なりに理解したルールで使っていればいいのではないかと思います。英語の試験でなければ、外国人の英語をそんな細かいところまで気にして読んだり、聞いたりする人はほとんどいないはずなので。