最近読んだ記事、"XUL-Enhanced Web Apps"

めずらしく、XUL(MozillaXML-based user interface language)の記事(http://www.xml.com/pub/a/2007/01/31/xul-enhanced-web-apps.html)がXML.comに掲載されていました。ここ数年、新しい記事を見ていなかったのではないかと思うほどXULの話題は少なかったはずです。
記事の内容はごく簡単なXULの紹介で、XUL*も*採用してみてはいかがでしょうという雰囲気でした。XULが使えないブラウザ(IEなど)のユーザが80%以上(90%くらいかも)という現状を考慮すると、一般大衆向けWeb ApplicationでXULを使いましょうとは言いにくいでしょうね。記事ではXULが使えないブラウザのためにDHTMLではこうなりますといろいろ解説しいますが、これが逆に、XULはだめだと聞こえてしまいます、、、いじわるな見方をすると。XULだけじゃだめだからDHTMLにも対応しているユーティリティhXUL(http://www.veerwest.com/hXUL/)を作りました、というのも、じゃ最初からDHTMLだけでいいんじゃん、と読めてしまいます。
個人的にはXUL大好きなので、XULの記事が掲載されるのはうれしいのですが、XULだけじゃだめなんだというさびしさを感じる内容でした。