Ubuntu 8.04 Hardy Heronをインストールしてみた

先月にリリースされたUbuntu 8.04をインストールしてみました。いくつかできなかったことなどがあるので、メモです。
8.04のインストーラにはWindows領域を縮めて、パーティションを作ってくれてデュアルブートにしてくれる機能があるのですが、私のPCではパーティション作成に失敗して、ディスクまるごとUbuntuに使う以外選択肢がありませんでした。UbuntuからWindows領域に書き込みできるようになったとかいろいろ便利そうだったのでちょっと残念でしたが、デュアルブートは結局どちらかしか使わなくなるので、ゴミみたいなファイルがたくさんつまっているWindowsは捨てることにしました。
8.04はWindowsのアプリケーションとして動かす機能もあるのですが、メモリが512Mしかないところで、Windowsの上で、Ubuntuがさくさく動くとは思えなかったのでこれも止めておきました。
インストールを始めると、パーティションを設定した後で(8.04にはパーティションの自動設定機能が無いのか自分で決めないといけないみたい。すっかり忘れていたので、いろいろと探しまわってしまいました)、ユーザ登録画面が出るはずなのですが、これが表示されず、Live Sessionモードに戻ってしまいました。再度、最初からインストールをトライしたのですが、同じ結果。Live Session上のエラー報告らしきアイコンをクリックすると、不具合を報告するかどうか聞かれたので報告するをクリックするとしばらくして、不正な何とか(忘れました)だから報告できない、、、だそうです。3時間以上もかけてわざわざ日本のサイトからダウンロードした日本語版です。あぁ…。
再び、8.04をダウンロードする気力はなかったので、とりあえず、7.10を入れて、8.04にアップグレードしました。これはまったく問題なくすんなり終了でした。
ウィンドウのタイトルバーが透けていたり、ウィンドウを開いたり閉じたりがアニメーション的だったりと、いまどきのデスクトップな感じですが、すこし重くなった?かな。メモリ512Mはいまどき少なすぎなのかも。日本語のフォントはとても綺麗で見やすいです。
ただ、ホームディレクトリに「デスクトップ」「ドキュメント」のように日本語のディレクトリ名がついているのはno thanksなところです。ターミナル上でcdするのにいちいち日本語変換しないといけない。Mac OSXの場合、ファインダ上でみると日本語になっているけれど、ターミナルで見ると英語だから、ターミナル上で日本語変換する必要はないんですよね。そうなってくれるとうれしいかも。